ブランド・ネームは一般的にブランドの中心的要素であるが、ロゴやシンボルといったブランドの視覚要素もまた、ブランド・エクイティの構築、とりわけブランド認知の強化に重要な役割を果たす。ということで、ロゴとシンボルについてです。
ロゴやシンボルは認識されやすいため、製品の識別において有効な方法である。ただし、消費者はロゴやシンボルを認識しても、特定の製品やブランドと結び付けられない可能性もある。
ロゴは非言語的であることが多いので、文化圏や製品カテゴリーの違いを越えた移転が可能である。
抽象的なロゴが有効なのは、ブランド・ネーム全体を用いることが何らかの理由で難しい場合である。覚えにくい社名や、商品名の場合は、抽象的なロゴを準備することが良いということですね。正式な社名・商品名は知らないけど、ロゴは知ってる・見たことがあるということはよくある話し。
そしてキャラクターについて
キャラクターは、特別なタイプのブランド・シンボルで、架空あるいは実在の人物や生き物をかたどったものである。この定義を知ると、近年のなんでもかんでも「ゆるキャラ」で認知を広げる地方自治体にブランド構築の認識があるのか怪しく感じてしまいますね。
と、そんなことを思っていたら、こんな記述がありました。
注意点まさにコレが「ゆるキャラ」活用の留意点ですね。例えば、く◯モンばかりが認知されて、実際の自治体のブランド要素を認知している人はどれだけいるでしょうか?(笑)
ブランド・キャラクターの利用には、いくつかの注意点と欠点がある。ブランド・キャラクターは注目を引きやすく愛されるため、他のブランド要素よりも目立ち、ブランド認知を妨げてしまう。
ということで、今回はこれくらいで。
次回は、パッケージについて。